Greetings from Director

◆◆◆ オーナー ごあいさつ ◆◆◆   
ラサール3chousei HP                    アウトリーチコンサートでの風景  

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ピアノサロン ‛ REFRAIN (ルフラン) ’ ならびに ‛ SAFRAN (サフラン) ’ が入るビル「アーバンブリッジビルディング」のオーナー、山口慶子でございます。「アーバンブリッジビルディング」は、隣接する大橋眼科の旧自宅部分を、そのイメージを残した形で、中央の 中庭を囲むように設計いたしました。大橋眼科は大正8年 (1919年) に開院して令和元年に100周年を迎えました。代々、地域の皆様の目の診療や健康管理をさせていただいて今日に至っております。

REFRAIN (ルフラン) ’ は、音楽用語「繰り返し」の意味のフランス語ですが、語源が「輪廻転生」であることから、   この場所が世代、時空を越えて音楽や文化の発信スペースとなるようにという願いを込めてサロンの名称にしました。

2階 ‘SAFRAN (サフラン) はロシア民話「12月ものがたり」に登場する、厳冬の雪の中で美しく咲く、寒さに負けない花の名前から取り、困難に負けないようにという思いを込めました。

私は小児眼科を専門としており、生まれつき障害を持つお子さんたちの診療にあたる機会が多く、建築上、内装に最も留意したのは「バリアフリー」についてでした。車椅子席が予め決まっているバリアフリーというのは、本当の意味でのバリアフリーではないように常々思うことがあり、1階の REFRAIN (ルフラン) ’は、ガラステーブルの天板が規格より高いものを発注し、車椅子の肘が当たらないテーブルの高さで、どの場所でもお好きな席で音楽やスイーツを楽しんでいただけるように考慮いたしました。

音楽に国境がないように、心の垣根なく、ジャンルもクラシックだけに限らず、プロの演奏家のリサイタルやCD発売記念 コンサートからお子様の発表会まで、REFRAIN (ルフラン) ’ で、皆様が幸せな 時間を過ごしていただけますように、真摯に心地よい空間造りを心がけております。

 
 
アーバンブリッジビルディング オーナー 山口 慶子  KEIKO YAMAGUCHI  MD., PhD., MA.    

大橋記念 薬師堂眼科クリニック 院長  前 宮城県立こども病院 眼科部長 日本大学芸術学部 音楽科 講師

洗足学園音楽大学 大学院器楽科(ピアノ)修士課程修了 ポーランド国 Musica Foundation マスタークラス修了